ギョサントザン~二〇一六年愛宕山千日詣~
2016/08/01
今日から8月。
毎日35度超えが続き、日中は外に出るのもキケンなほどですね。
さて、昨晩は愛宕山へ行ってきました。
7/31の夜から8/1朝方にかけてお参りすると、一日で千日分の功徳が得られるという「千日詣(せんにちまいり)」です。
※おじさん(今年35歳)これからの登山にはしゃいで、顔が平面(!?)になっております
私自身、愛宕山に登るのは3回目なのですが、今回はワラーチで登ってみようかと。
で、準備していたわけなのですが履こうとすると、「ブチッ!」という音が・・・。
劣化によって紐が千切れてしまったのです。
なんたるタイミング・・・。
まぁ、これもなにかの思し召しということかと、仕方なくギョサンで登ることに。
「いや、靴ちゃうんかい」「山、なめてんのか」
という声が聞こえてきそうですが、これは別にふざけているわけではありません。
※ギョサンは鼻緒とソールが一体型になった頑丈なビーサン。「漁業従事者用のサンダル」ということでギョサンなのだ。
マラソンのときのワラーチしかりですが、靴に守られ過ぎた環境は身体を弱くしてしまう。
と私は考えています。
しかし、千日詣のための明かりがあるとはいえ、暗がりの山道。直前に降った雨でぬかるみはあるし、枝や石もそのへんに転がっており、舗装された道路を歩くより足場は悪いです。
だけど、だからこそ周囲の環境や身体の使い方・足の運びに神経を集中しまくって登山をしてきました。
下山は苦手なので、降りてる最中から太ももが重~くになっていました(下り苦手なんです)が、関節は全く痛まず、翌日(今日)も軽い筋肉痛くらいで、関節の痛みはゼロ。
むしろ、足は滑らかに動き、登る前より調子が良くなってさえいます。
これは、どこか一部に変な負担をかけずに、身体全部を使って動いた結果。
そうなんです、実は日常では使えていない身体の部分ってたくさんあって、それが不調や痛みの原因になるのです。
そして、「ちゃんと使えていないところ」として多い部分は「あし」なんですね。
当整体院では、「足が整うことの重要性」について口が酸っぱくなるほどお伝えしています。
同じことをするなら、ちゃんとした身体の使い方をして痛みやケガなく、楽しんで身体を使って欲しい。
今回のギョサン登山を通して、その確信はさらに強くなりました。
貴重な経験に感謝です。
※少年のような半袖・短パン・ビーサン姿で元気に愛宕神社へ到着
ただ、ほんとに山をなめてはいけません。水や食料その他、万が一のときの備えをして敬意を持って登山にのぞみましょう。
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