近年のマラソンブームで、ジョギングを楽しむ人が増えましたね。
京都市内でも鴨川や二条城、当整体院近くの京都御所でも走っている人の姿を良く見かけます。
なんでも日本国内のランニング人口は1000万人とも言われているとか。
僕もその一人です。(神戸マラソン2017の様子)
しかし、その一方で、足裏の痛みに悩まされているという事例も多く発生しています。
もしかしたらその痛み、足底筋膜炎(足底筋腱膜炎)かもしれません。
あなたはこのような足裏の痛みでお悩みではないですか?
- 朝起きて、一歩目を踏み出すときに痛む
- ジョギングをしていると急に足裏が痛くなった
- 立ちっ放しや長時間歩くと足の裏が痛くなる
- 土踏まずを押すと痛い
- 踵や足裏が痛くてランニングができない
もしかしたら、それは足底筋膜炎かもしれません。
足底筋膜炎とはなにか?
足の裏には踵、土踏まず、つま先へと膜になって広がっている足底筋膜(足底腱膜)という筋肉があります。
この足底筋膜は走ったりジャンプしたりといった運動時に、衝撃を吸収したり保護をし、クッションのような役割を果たしてくれています。
足底筋膜炎はなんらかの原因によって、この組織に小さな断裂や炎症が起こり痛みが出る症状で、好発部位は踵周辺・足指の付け根・土踏まずです。
また、足底筋膜炎(足底腱膜炎)は慢性症状になることも多いです。
足底筋膜炎の原因として考えられている3つのこと
1.使いすぎ
普段運動をしない人が急にスポーツを始めたり、自分の力量を超えた過度の運動(オーバーワーク)をしたとき。
あるいは、長時間立ちっぱなしや長い距離を歩いたりしても、足底筋膜(足底腱膜)が疲労して痛みの原因となります。
2.肥満
体重が増えるとその分、体を支える足裏にかかる負担は多くなります。女性の場合は妊娠しても体重が増えるので、足底筋膜炎(足底腱膜炎)のリスクが増えます。
3.足の形の問題(偏平足・骨棘)
偏平足は土踏まずがない足のことをいいます。足の形は縦二本横一本のアーチ構造によって衝撃を吸収するようになっています。
足の形が平べったい(扁平)と足底筋膜(足底腱膜)に負担がかかります。
骨棘は、かかとの骨が大きくなり棘(骨のトゲ)を形成している場合。
足底筋膜炎の時にしてはいけないこと
アイシング
「炎」と炎症の文字がついているので、「冷やしたほうがいい?」と思われがちですよね。
しかし、そもそもアイシングの目的は、急性のケガの際、冷やすことで内出血を止めて損傷を広げなくし、痛みを感じさせなくするものです。
慢性症状である足底筋膜炎(足底腱膜炎)の場合、必ずしも冷やしたほうがいいとは限りません。
スポーツの再開
体を休めると歩いてても立っていても痛かった症状がマシになりますが、痛みの原因はまだ取り除かれていない場合がほとんどなので、ぶり返す可能性が高いです。
痛いところを強く押す
足裏の痛いところが気になって揉んだり押したくなる気持ちはわかります。
しかし、強い刺激は患部を悪化させる恐れがありますので控えましょう。
病院・西洋医学での足底筋膜炎の治療
物理療法(低周波や温熱療法や超音波)
運動療法(タオルギャザーやストレッチの指導)
ストレッチは適切な指導があれば効果的です。
しかし、要注意なのはタオルギャザー。
足裏が痛いのは筋力がない(弱い)から、この運動をすすめられることがありますが、足底筋膜炎(足底腱膜炎)の多くは慢性症状なので、足裏の筋肉を使うタオルギャザーは逆効果になることがあります。
※タオルギャザーは床にタオルを置いて、その上に足裏を乗せ、指の力でカカト側に手繰り寄せてくる運動(筋トレ)です。
薬物療法(湿布薬や鎮痛剤の処方やステロイド注射)
湿布薬のロキソニンテープですが、足裏は脂肪組織も多いためあまり効果的ではないようです。
鎮痛剤は、痛みを感じさせなくする薬なので根本改善にはなりません。
ステロイド注射は効果的と言われますがとても痛いようです。
テーピング・サポーター・インソール
装具によって足裏の負担を減らす治療です。
運動制限の指導
ランニング・ジョギング、ダンス、バレエ、エアロビクスなどで過度の運動をしている場合は、運動を控えて安静にするように指導されます。
病院で足底筋膜炎よくならないのはなぜ?
病院でよくならないのは、痛みのある足裏のみをみて、湿布薬や鎮痛剤を書状するだけで治療終わり、本当の原因にアプローチできていないからです。
当整体院が考える足底筋膜炎(足底腱膜炎)の原因
足の裏が痛む足底筋膜炎(足底腱膜炎)の原因はこれまでに述べたように、加齢による筋肉の衰え・体重増加による足裏への負担、スポーツのし過ぎや立ちっ放し歩きっぱなしによるオーバーワーク、というものがあります。
当院ではさらに、足首の硬さや筋肉の緊張、関節のゆがみをはじめとする体の使い方、内臓の疲労、ストレスによる過剰な交感神経の緊張なども原因だと考えています。
足首の硬さ
人間の全身の骨は全部で206個(諸説あり200個や208個ともいわれます)。
その206個の骨のうち、足首からつま先にかけては28個も骨があります。両足では56個。つまり約4分の1が足首に集まっているということです。
数が多いということはその分だけ関節があるのですが、関節に柔軟性がなく動きが悪くなっていると、不要な負担が足裏にかかります。
筋肉や関節などの体の使い方
日常での体の使い方が悪い場合。例えば片方の足に体重をかけて立つ癖がある。つま先を立てて椅子に座っている。歩くときに踵を引きずっている。など、正しい体の使い方ができていない。
内臓の負担
いっけん関係なさそうですが、内臓が疲れていることによって、体に負担をかける悪い姿勢になり、筋肉や関節に負担をかけます。
ストレス
ストレスは筋肉や内臓を緊張させ、制限されたぎこちない動きのモトとなります。
つまり、足裏だけではなく、全身のバランスが悪くなっていることが足底筋膜炎(足底腱膜炎)を起こしているということです。
整体だからこそできる足底筋膜炎の改善法
当院の整体では、痛みのある足裏だけではなく、その原因となった緊張した筋肉、ゆがみのある関節、内臓を含む全身を調整します。
その結果、足底筋膜(足底腱膜)の負担が軽減し、回復が早まります。
また、日常生活上の注意点やアドバイス、簡単にできるセルフケアをお伝えすることで症状の再発も防ぎます。
日常生活のアドバイス
とにかく足裏を冷やさないことが大事です。ゆるい靴下を履いたり、足湯や入浴もおすすめです。
セルフケア&ストレッチ
ゴルフボールコロコロ・・・ゴルフボールを足裏でまんべんなくコロコロすることで足裏を柔軟にします。
足首回し・・・たくさんある足首の骨はとにかく固まりがちです。私がお伝えする正しい足首まわしをすることで、足に柔軟性ができます。
フトモモ・ふくらはぎのストレッチ&マッサージ・・・ふくらはぎの筋肉は足底筋膜(足底腱膜)と同じく、踵の骨に付着しているので、ふくらはぎが硬いと足裏が痛くなります。
当院で行なっている整体について
整体には、揺らす、押す、触れる、動かす、関節を動かす(ボキボキ)など、色々な施術方法があります。
しかし、当院では一つの整体方法・テクニックにはとらわれません。
また痛みやしびれといった症状だけではなく、目の前にいるあなた個人の状態を深く見ることで最適・最善な方法で施術を行ないます。
年齢・性別・身長体重・育った環境や好きな食べ物など、一人ひとり違った人間なんですからそれは当然のことですよね。
もともと人には「常に良くなろうとする力」が働いています。なかなか良くならないのは、土台がしっかりしておらず全身のバランスが崩れているからです。
当院では、土台である足を調整することで、あなたが本来持っている「治ろうとする力」が発揮されるお手伝いをします。
当院を選ぶ3つのメリット
①今までにない整体を受けられる
当院は、あなたの体の状態に合わせた施術で、立った時に足がどっしりと地に着いた体になれる整体です。
痛い所や悪いところをグイグイ押したり揉んだりするような、他によくある整体・カイロプラクティック院の刺激とは違った施術を受けることができます。
他院と違う整体を味わってみてください。
②体の感覚が正しくなる
体が良くなるのは、子供の頃には誰しもがそうであったように、あなたの感覚が正しくなっている必要があります。
例えば、体が傾いているたり歪んでいても、あなたの感覚では真っ直ぐと認識していたら良くはなりません。
当院の整体で正しい感覚を思い出してください。
③アフターフォローの充実
当たり前ですが、あなたは、当院に来てから帰るまでの40~50分よりも、はるかに長い時間を一人で過ごします。
多くの症状の原因は日頃のクセや習慣に潜んでいます。
あなたに合わせたカンタンな体操や日常生活上のアドバイス・注意点などをお伝えすることで再発予防にも努めます。
院長やまさきからのメッセージ
私はマラソンをするのですが、痛みやケガで「走りたいのに走れない」ってほんとイヤですよね。
特に足裏がいたいと、歩いたり立ったりも辛いし日常生活にも困難を来たしてしまいます。
もしあなたが、病院や他の整体院に行ってもあまり良くならなかった・・・。
そんな場合は一人で悩まずに、ぜひ【やまさき】にご相談ください。
一緒に体をよくして行きましょう。
メニュー・料金について
初回料金 (カウンセリング+検査) |
3,300円 |
---|---|
整体 | 6,600円 |