日曜日は今期最後の勉強会でした。
2016/03/22
3月20日(日)はいつも参加させてもらっている勉強会でした。
いつ行っても人が多い東京ですが、今回は以上に人が多いなぁと思ったら、世間は3連休のなかびだったのですね。
さて、日曜日の勉強会は上級者向けの内容でした。
基礎と基本。
一見似たような感じがしますが、これには違いがあります。
「基礎」は最低限できていること。そして「基本」はある意味究極である。ということだそうです。
確かに。
触れるということ自体が、相手への干渉になるのであって、介入の仕方を誤れば相手の身体を壊してしまう。
施術者にはありがちなのは「何かしたくなる」ということ。
筋肉がカタければユルめたくなるし、関節がグラグラならシメたくなる。
だけど、それは施術者の「押し付け」になるのであって、余計に相手の身体を混雑させることにもなりかねない。
それをしないための「基礎」&「基本」。
はたして自分は常にできているだろうか?
そこまで意識できていますと言い切れるだろうか?
・・・反省ですね。
勉強会中は、朝一のデモで支点を解かれグデグデなったり、ケムリがでるくらい頭を使ったりと、頭も身体もいそがしかったですが、濃厚な時間でした。
勉強会後にうけた施術では、僕の身体に残る「活動できていない○○」を認識させる治療。
はた目からは、ただ触れているだけ。
それなのに沈黙→発火(?)していく○○。
うぅ、気持ち悪い。なんだこのモヤモヤは・・・
と、認識後独特の感覚を味わい、施術後はなじませるため数分横になる。
起きたら、声の出方が全然違いました。
冬の走りこみで安定した下半身から放たれるピッチャーの投球みたい流れ方というか。
うーん、わかりにくいか。
今まで動いていなかったところが通って、その影響から雰囲気や顔つきまで変わっていたようです。
同じことをやれと言われれば、正直ムズカシイ。
だけど、数年前は何をされてもチンプンカンプンで、感覚が鈍かった頃から思うと成長しているのかな?
私がカッコイイと思うのは、「誰にでもできること」を「誰にもできないくらい」に「やる」ということ。
師匠によると「ちゃんとやれば到達できる」ということなので、つまりそれは「言い訳が通用しない」ということなんですね。
「時間が無い」「あの人は特別」「お金が無い」「しようとは思っているけど」・・・すべて言い訳です。
あ、これってマラソンにも通ずるところがあるかも。
正しい方法で、走れば走った分だけ実力がつく。
派手さは無いけど地味で渋い。
そういう方が僕には合っている気がする。
「触れたところからポワッと波紋が広がり治っていく」。
そんな一言が印象に残っています。
これからも勘違いせず、「誰にでもできること」を「誰にもできないくらい」に積み重ねて行きたいと思います。
朝一って、なんだか照れくさくて新幹線の写真を撮れないですよね。
だから、京都に帰って来てからコッソリ撮りますよね。
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