京都の街で禅と菓子
2015/05/07
昨日は、妻に誘われ、「禅と菓子」というイベントに参加しました。
このイベントには10数人が参加していて、まずは皆でお菓子とお茶をいただきます。
今回は、座禅と念仏を唱える体験をするのですが、皆が同じものを飲んで食べることにより、「縁を結んでこれから同じ方向を見る」という一種の儀式みたいな意味があるんですね~。
お菓子&お茶をいただいた後は、和尚さんに昔の新京極の話しを聞きながらお寺まで歩き、悠久の歴史の流れを感じます。
お寺に到着後は、いよいよ結跏趺坐で座禅開始・・・
すると、先ほどの喧騒が嘘のように静かな空間がそこにはありました。
目は閉じず見開かず、目線を落として目の前をぼんやりと見る。
通り抜ける風・・・
鳥の鳴き声・・・
昨夜の夜更かし・・・
昼に食べたつけ麺(大)・・・
けっこう歩いたこの日・・・
そして座りながら、うつらうつらしていくワタクシ。
居眠りすることを、「舟を漕ぐ」なんていいますが、まさにお手本のよう。
・・・一度、あの平たい棒みたいなので肩をバシーンと叩いてもらわなければいけませんな。
実際、座禅自体は10分間。念仏を唱えるのは5分だったのですが、終わったとは頭を含む体がスッとした感じになりました。
毎日24時間の中で、このような時間を数分でも作るといいですね。
落ち着いた静かな自分を確認できます。
そして最後にもう一度、みんなでお茶とお菓子をいただく。
お菓子職人さんに、最初の黒い円柱のお菓子、「何の味か分かりましたか?」
と問われたので、わたくし「よもぎですか?」と答えたところ、正解しましたので、一番にお菓子&お茶が回ってきたときの図。
ご縁があり、よい経験が出来ました。
感謝感謝。
南無阿弥陀仏~。
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