勉強会~強烈な弛緩~
2015/03/09
昨日は、定期的に行っている整体の勉強会に参加してきました。
実技のデモで私の肩の施術をしていただいたのですが、これが強烈。
日常では、体の色んなところが歪んだり捻じれたりしているものなのですが、それはそれで無意識にごまかしながら生活をしていけます。
施術ではそれをゼロにされたのですが、肩周りにあるコリのような支点を消し去り(無かったことにする)、肩周りの圧力が全て均一になり「骨」や「筋肉」という意識がなくなった感じ。
そうすると何が起きるか。
・・・そう、ダルさです。
今まで拠り所としていただった所がなくなるので、強烈な弛緩がはじまるのです。
そして、間もなく訪れた頭痛。
これは、僕もよく言っていることなのですが、「緊張させることによって今まで気付いていなかった症状」に気付く。
というやつですね。
自分で体感すると、よくわかります。
めっちゃしんどい・・・
しかしこれは良くなっていくための貴重な経験、ありがたいことです。
そして、午後は内臓の施術へ。
内臓も筋肉で動いているのですが、実は体を動かす筋肉(横紋筋)とは種類の違う筋肉(平滑筋)が使われます。
内臓、つまり平滑筋はものすごく繊細なので、普通に触ると横紋筋が反応してしまうのでなかなか触ることは出来ません。
これを可能にするには、自分の手を「内臓を触る手」にするのですが、今回あることが発覚しました。
「・・・これ自分が思っているより苦手やったんだ。」
って。
まぁ、苦手というより慣れてないだけだとは思うんですけどね。
内臓に対する感覚の概念が薄かったので少し時間がかかりそうですが、意識を変えてみようと思います。
で、これができるようになると人の体を水袋状態に変えることができます。
水袋のイメージは幼い子どもの体といった感じですね。
筋肉も骨もぜーんぶが柔らかい状態の水袋。
子どもって、疲れても寝たらすぐ回復します。
これはまさに僕が施術において理想としている状態です。
体を治すのは私ではありません。治していくのは自分自身。
そのお膳立てを私が出来るということですから。
ん~、想像するとわくわくします。
今の自分と理想のギャップを埋めて、さらにみなさんに貢献できるようにがんばります。
今回も盛りだくさんの勉強会でした。
学べることに感謝です。
帰りの新幹線は東京~京都なのですが、品川~名古屋までの記憶がありません。
爆睡でしたので。
勉強回後は、師匠の施術を受けたのですがそれはまた後日ご紹介します。
記事にコメントする